iPhoneのカメラで撮るのは楽しいけど、ちゃんとしたカメラもやってみたいんだよな〜
10年近く前に、CanonのEOS Kissを購入しました。
「一眼レフのこと勉強しよう!」と思いながらも、毎回AUTOで撮っていました。
でっかいデジカメ状態です。
いつか勉強を・・・いつか必ず・・・と思いながらあっという間に月日は流れました。
今回、カメラの知識がある弟から3つだけ覚えなさいと言われたことをまとめました。
※初心者の私が、自分なりに解釈した内容になります。
- F値
- シャッタースピード
- ISO感度
F値(絞り値)
F値とは、簡単にいうと『光の量』になります。
カメラのレンズには、絞り羽と呼ばれるものがあります。
この絞り羽が動くとこで、穴が大きくなったり小さくなったりして、光を取り込む量を変えています。
F値(絞り値)とは、この絞り羽の穴の大きさを表しています。
F○○と表記されます。
F値の数字が小さい
絞り羽の穴は大きくなるので、光がおおくなります。
光がおおくなると明るいので、背景がぼやけます。
なるべく被写体にピントを合わせて、背景をぼやけさせたいときは、F値を小さく設定するといいでしょう。
F値の数字が大きい
絞り羽の穴が小さくなるので、光が少なくなります。
光が少ないと、暗くなりくっきり写るので背景がぼやけません。
写真の全体をはっきり写したいとき(集合写真など)は、F値を大きく設定するといいでしょう。
シャッタースピード
シャッタースピードとは、その名の通りシャッターの速さです。
シャッタースピードは、1/○○○と表記されます。
これは、1秒に対してシャッターをどれくらいの速さにしているかを表しています。
シャッタースピードが速い
1/○○○の分母の数字が大きくなればなるほど、シャッタースピードは速いです。
シャッタースピードが速くなると、光の入る量が少なくるので、暗くなります。
シャッタースピードを速くすると、速く動いているものを止まっているように写すことができます。
例えば、運動会で走っている子どもを姿を捉えたいときなどに適しています。
シャッタースピードが遅い
1/〇〇○の分母が数字が小さくなればなるほど、シャッタースピードは遅いです。
1秒以上に設定できます。
シャッタースピードが遅くなるので、光の入る量が多くなり、明るくなります。
「シャッターを開いたままにする」などと言ったります。
夜空の星が動いているように写したいときなどに適しています。
気をつけないといけないのは、カメラが少しでも動いていしまうとブレた写真になってしまいます。
カメラを三脚などで固定した方がいいです。
ISO感度
ISO感度とは、カメラが光をとらえる能力を表す値のことです。
暗い場所でも、ISO感度の数値を上げると光をたくさん取り込めるようになるので明るくなります。
では、ISO感度をあげればいいのか?とういとそうではありません。
ISO感度の数値が高くなるほど、ノイズが入りやすくなるので写真がざらついてしまいます。
光を取り込む方法は、F値を小さくしたり、シャッタースピードを遅くしたりすることでもできます。
しかし、背景がぼやけたり、ブレがでやすくなったりするので、バランスを考えて数値を調整する必要があります。
F値、シャッタースピード、ISO感度を場面に合わせてバランスよく調整できるようになると、
自分の思い描いた写真を撮れるようになります。
まとめ
ひとつ、ひとつの意味はわかったけど調整するのって難しそう・・・
最初から、上手に設定するのは難しいと思います。
一眼レフやミラーレスカメラの設定では、F値だけを調整できる設定や、シャッタースピードだけど調整できる設定などもあります。
その場合、他の数値はカメラが自動的に調整をしてくれるので、初心者でも数値の調整ができます。
いろいろな場面で数値の調整を試してたくさん写真を撮って、F値・シャッタースピード・ISO感度を理解しましょう。
実際に自分で撮って、確認するとわかるようになるかもね!
とにかく写真をたくさん撮って試してみよう!!!
- F値:光の量の調整 小さいと背景がぼやける。大きいとくっきり写る。
- シャッタースピード:速いと動いてるものが止まる。遅いとゆっくりなものが動いて写る。
- ISO感度:光の調整 数値が大きくなるとノイズが入りやすくなる。