老後資金が2,000万円必要だとよくメディアで見聞きします。
でも、低所得で貯金もなく、老後までに2,000万円も貯めることができるか不安です。
無理せず老後までに2,000万円貯める方法はあるのかな。
こういった不安を解消する方法をお答えします。
- 老後資金を貯める方法 おすすめ3選
- 低所得、貯金ゼロでも老後資金を貯めれる理由
- おすすめできない貯蓄方法
この記事を書いている私は、老後資金を貯める方法を、山崎元・大橋弘著『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んで、いろいろな方のブログを参考にして調べました。
老後資金を貯める方法 おすすめ3選
その①:個人年金保険を利用する
個人年金保険とは「自分の年金を準備するための保険」です。
公的年金と違って保険会社が販売している私的年金の1つです。
老後の生活資金に備えるためことを目的として加入する人も多いです。
60歳や65歳といった一定の年齢まで保険料という形でお金を積み立て、その後は積立金をもとに年金をもらうというしくみです。
- 個人年金保険料控除の対象である
- 老後資金を着実に準備できる
- インフレに対応できない
- 途中解約をすると損をする
個人年金保険は、手軽に老後資金の準備をしたい人や金融商品の知識がない人に向いています。
金融商品の知識がなくても積み立てられる個人年金保険は、公的年金だけでは心配な分を、すこしでも貯めるのにいいものだと思います。
その②:つみたてNISAを利用する
つみたてNISAとは、積立投資専用の少額投資非課税制度です。
つみたてNISA制度を利用すると、運用利益に20年間は税金が一切かかりません。
年間40万円までの投資額が可能です。
- 20年間は運用益・分配金が非課税
- 少額から始められる
- 積立型なので「買いのタイミング」に迷わない
- 初心者でも低コストかつ長期的に運用可能
- 選べる金融商品が限定されている
- 損したときに税制上の恩恵を受けられない
つみたてNISAは、投資経験が少ない人や投資にかけられる時間が少ない人、まとまった資金がない人に向いています。
投資の専門的な知識がなくても、少額から始められ、非課税にもなるものなので、将来的に貯蓄をするのにいいものだと思います。
その③:iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する
iDeCoとは、「個人型確定拠出年金」の愛称で老後資金をつくるための年金制度です。
自分が拠出した掛け金を、自分で選んだ商品で長期にわたって運用することで、老後資金を効率的に準備できるしくみです。
- 積み立てた掛金が全額所得控除になる。
- 運用益が非課税!効率よく資産を増やせる
- 受け取り方法に関わらず、一定額が非課税になる。
- 60歳までお金を引き出すことはできない
- 必ず個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できるとは限らない
- 年間の拠出限度額が、就いている職業などによって変わる
iDeCoは、老後のためのお金を準備したい人やフリーランスや自営業の人、毎年節税効果を直接得たい方人に向いています。
職業によっては、iDeCoを利用したほうが老後資金を貯めるのにいいと思います。
低所得、貯金ゼロでも、老後資金は貯められる理由
【老後資金を貯める方法 おすすめ3選】で紹介した、個人年金保険などを利用すれば、低所得、貯金ゼロでも老後資金は貯められます。
1〜2年の短期間で2,000万円を貯めようと思うと難しいですが、10年、20年といった長い期間をかければ少額からでも利用できる資産運用方法あります。
手続きなどが難しいと思われるかもしませんが、ネットで手軽に手続きができます。
なので、こういった方法を利用すれば低所得、貯金ゼロでも老後資金を貯めらます。
おすすめできない貯蓄方法
貯蓄できる方法は他にもありますが、初心者には向いてないものや、資金を思うように増やすことができないものもあります。
その1:銀行での投資信託
手数料の高い投資信託を勧められることが多いので、ネット証券で購入する方がいいです。
商品ラインナップも多く、取引手数料が安いです。
その2:銀行での預金
資金を増やす目的であれば、金利が低いので期待ができません。
その3:株式投資
FXやREIT、金や先物取引など、金融の専門知識が必要であり、長い時間パソコンの前で値動きを確認しないといけないので、仕事をしながら行うのは難しいです。
わからないからといって、銀行で勧められるままに投資信託をはじめてしまうとコストが掛かったり、株式などで結局は続けられなかったり・・・。専門的知識が必要なものもあるので、見定めらるような基本的な知識を得られる努力が必要です。
最後に
ここまで調べてみて、私はつみたてNISAを始めてみようと思いました。
- 楽天口座を開設する
- つみたてNISAについて調べる
- つみたてNISAの商品について調べる
みなさんも、老後のために自分にあった貯蓄方法をみつけてみてはいかがでしょうか。