11月3日に劇場公開されました「きのう何食べた」。
劇場公開にともない、鹿児島でも2週にわたりドラマの一挙放送がありました。
ちょっと見たら、再度見たくなり、Amazonプライム・ビデオで再見しました。
ドラマは、2019年4月から6月まで、テレビ東京で放送されました。
2020年の1月1日には、スペシャルドラマも放送されています。
あらすじ
筧史朗(西島秀俊)は街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。 史朗の日課は、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材をすばやく吟味しながら、頭の中で瞬時に夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5千円以内に抑えるのが史朗にとっての重要課題なのだ。
帰宅した史朗は早速夕食づくりに取りかかり、三品のおかずと炊き込みご飯、味噌汁を手早く仕上げる。そしてちょうど夕食の支度が調った頃、帰宅してくるのが同居する美容師の矢吹賢二(内野聖陽)だ。二人は”シロさん“”ケンジ“と呼び合う恋人同士。二人で食卓を挟みながら取る夕食の時間は、日々の出来事や想いを語り合う大切なひととき。
ある日、連れ立って歩いていた二人は賢二の美容室の常連女性客・千石さんと出会う。千石さんは史朗を見るなり「この人が例の彼氏さん?弁護士で女役っていう・・・?」。それを聞いた史朗の顔色がサッと変わった。周りから偏見を持たれることが嫌な史朗は、自分の素性を職場に公表していなかったが、賢二は職場どころかお客さんにまで話していたのだ。これは・・・今夜の食卓は波乱の予感?
シロさんとケンジのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いた物語
テレビドラマ公式サイトより
ドラマ『きのう何食べた』のおすすめポイント
ポイント① シロさんのつくる料理がとにかくおいしそう!
西島秀俊さん演じる「シロさん」は倹約家で、自分で料理を作ります。
料理シーン多くあり、その料理がとくかくおいしそう!
夜中にこのドラマを見るのは本当に危険だと思います。
でも、放送は深夜だったのでみんな大変だったんじゃないのかな。
シロさんの作る料理は、だいたいスーパーで揃えられる食材で、調味料も一般的なものが多く、「これなら作れそう」と思わせてくれます。(作ったことないけど…)
シロさんは、仕事から帰って料理を作り上げることの達成感が好きだと言います。
料理が苦手なわたしには分からない感情ですが、達成感とうい考え方があるんだなと目からウロコでした。
ポイント②シロさんとケンジのお互いを思う気持ち
シロさんとケンジは同性のカップルです。
同性だろうが、異性だろうが、恋人という関係は、お互いを思いやり尊重することが大事なんだなと感じます。
それは、人間関係の根本なんです。
性別とは関係なく、家族でも、他人でも、自分以外の人間と関わり合うときには、思いやりと尊重が欠かせないものです。
でも、家族だとどうしても、自分の意見を押し通したくなるんですよね。
パートナーとの関係、家族との関係、職場、ご近所での人間関係についても考えさせられました。
ポイント③個性はぞろいの登場人物
シロさんとケンジの周りには、個性がつよい人たちが多いです。
とくに印象強いのは、同性カップルのお友だちの小日向さんと航くんです。
小日向さんは、仕事をするときはシュッとしたイケメンなのに、恋人の航くんのわがままに振り回され放題のギャップがたまりません。
航くんのわがままは、常識じゃ考えられないわがままっぷりです。
他人がみれば「なんでこんな人と付き合うんだろう」と思うことも、当人たちにしか分からないことがあるんです。
主観で判断し、決めつけるってよくないなって思います。
まとめ
同性カップルの話でしょって最初は思ってました。
これはひどい偏見でした。猛省しています。
このドラマは、人間ドラマであり、グルメドラマであり、コメディであり、恋愛ドラマでもあります。
いろんな要素がありすぎるけど、見たあとになんだかあたたかい気持ちになります。
人間関係に疲れ切った人の心を癒やしてくれる気がします。
そんな方におすすめです。